日本とは違う⁉ベトナムのハム・ソーセージを紹介!
はじめに
ベトナムのソーセージやハムは日本で馴染みのあるものとは異なっている。故に「ベトナム風~」と称されることが多い。今回はベトナムで消費される伝統的な食肉加工品を紹介する。
ベトナム風ハム
チャールアやジョートゥの2種類がある。前者は最も親しまれており、正月料理やバインミーなどで消費される。ジョートゥは豚耳で作られており、正月料理やおつまみとして有名である。
ベトナム風ソーセージ
主にネムチュアやネムナムである。ネムチュアは発酵食品であり、北部で作られる。おつまみとして親しまれ、そのままやチリソースをつけて食べられている。ネムナムも北部の特産品であり、製造方法も大方同じである。ただ、形状が異なり、前者が棒状であるのに対し、後者は球体である。
ベトナム風乾燥肉
肉を調味料とゆでた後に、乾燥させるものであり、日本ではビーフジャーキーが連想される。ベトナムの乾燥肉の中で広く浸透しているのは鶏肉が「ホーガー」、牛肉が「ホーボー」、豚肉が「ルオック」と呼ばれている。おかずやバインミーの具材として消費される。
チャーシュー
日本と同じように中国から伝わったものであるが、味付けが日本とは違っている。加えてエビの粉末で着色したものが多くみられる。
海外由来の食肉加工品
ベトナムには海外からの食肉加工品も多く浸透しているが、主にフランス支配が起因とされる。ソーセージやハム、ベーコンなどは概ね日本でもよく見られるものといえる。それに加えて、「パテ」が親しまれている。パテは肉や魚をペースト状に練り上げたものであり、バインミーの内側に塗って食べられることが多い。
まとめ
ベトナムの食肉加工品を簡単に解説した。人口増加や衛星概念、ライフスタイルなどの理由より食肉加工品の需要は増加している。その一方で、課題もある。詳しくは以下の記事を参考にしていただきたい。
ベトナム食肉加工品・ハム・ソーセージ市場の最新動向と将来予測 | VietBiz(ベトビズ)