〈大予想!〉ベトナム経済の2022年

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はじめに

2021年の11月のベトナムの国会において、2022年のGDP成長率+6~6.5%を目指すことが定められた。ベトナム経済の2021年は前半こそ、鉄鋼業・建設業中心に高い成長率を記録した。しかし、後半は新型コロナウイルスの影響で大きな経済打撃を受けた。本稿では2022年のベトナム経済について予測していく。

 

2022年のベトナム経済の可能性

上記の通り、2021年の後半は新型コロナウイルスの影響によりロックダウンが行われた。それにより飲食やサービス業を始め、経済成長は大きく失速した。ただ、ワクチンの接種率も日々上がってきている。11月末には国民の約7割が一回目接種、約5割が2回目接種を終えていた。これは新型コロナウイルスの脱却につながっていくと思われる。そのため、GDP成長率+6.0%という目標が設定された。

追加された詳細な目標

2022年経済開発においては、マクロ経済における各指標の詳細な数値目標が定められた。今回はその中で追加された項目についてみていく。

GDPに占める製造業の割合」、「農業就業者の割合」、「都市部の失業者」、「1万人当たりの医師数・病床数」の4項目が新たに設けられた。これは新型コロナウイルスの影響から医療体制の整備をする必要性が見られたことや、都市部への人口流入と格差の拡大が問題となったことなどの背景がある。

国際金融機関による予測

世界銀行ベトナムGDP成長率が+6.5~7%になると予測した。これはベトナムのコロナ対策から、コロナ脱却し2022年は経済回復するとみられたことからである。アジア開発銀行は同様に+6.5%成長すると予測された。

まとめ

ベトナムは輸出収益が経済成長を引っ張ってきた国である。米国や中国がコロナ回復してきていることから、ベトナム輸出産業がこれまで以上に成長すると思われる。また、各国からワクチンを買い入れていることから、ワクチン接種を進めてコロナ脱却をする見込みである。

引き続きベトナムの経済に注目である。

詳しくはこちらの記事を参考にしていただきたい。

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