解説!ベトナムSNS事情!

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解説!ベトナムSNS事情!

はじめに

ベトナムスマートフォン普及率は世界トップ10の64%であり、インターネット普及率は68.7%である。先進国であるG7諸国の86.7%と比べるとまだまだ低いものの、発展途上国は半分も満たない。そのため、ベトナムスマートフォン及びインターネットが大分普及しているといえる。また、人口の67%がSNSを利用しているため、インターネットを使う人はもれなくSNSも活用していることになる。今回はベトナムSNS事情について解説する。

Facebook

ベトナムではFacebookの利用が圧倒的である。調査会社によると、調査の参加者のうち98.9%がFacebookを利用していた。また、YouTubeTwitterと比べても格差があり、ほとんどのベトナム人が認知していると思われる。中でもグループ通話やライブ配信、マッチング機能のなどの機能が好まれる要因でもあるともいわれている。そのためFacebookを通じてモノやサービスを販売する人も多い。しかし、近年ではFacebookの個人情報の扱いに対して、イメージが悪化している。実名だけに利用をやめる人も少なくないという。

Instagram

YouTubeやZalo(日本でいうLINE)を除けば、Facebookの次に利用者が多い。「高画質の画像」に特化しているところが魅力的であるという。特に若い女性を中心に流行っており、利用者の63%は女性であり、中でも18~24歳のグループが多い。

Instagramにはインフルエンサーマーケティングに効果的な機能やマーケティング効果の高いハッシュタグ機能などが充実している。加えて、Facebookとの連携をすることもできるので、Facebook利用者が流れてくることも珍しくない。ただ、高画質なビデオを投稿することはできないという難点を持っている。マーケティングとしては致命的である。

TikTok

TikTokは現在世界で最も人気のある動画投稿アプリである。短い動画に特化しているため、YouTubeとは異なり、簡易的に閲覧することができる。しかし、30歳以上の利用者がいないことが短所である。若者のみのトレンドともいえる。

まとめ

Facebookを中心にベトナムではSNSが流行っている。ただ、同じSNSという括りにしてもアプリごとに趣向が違う。また、SNSを利用したマーケティングは競合が多いため非常に難しい一方で、低コストで行うことができることは大きい。いかにユーザーの需要を満たすかが肝心である。

最後に

今回はベトナムSNS事情を解説した。

詳しくは以下の記事を参考にしていただきたい。

ベトナムSNSマーケティング最新動向:日本製品の販売を解説 | VietBiz(ベトビズ)

 

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